immature

 

 僕らはそんなにも多くのことなど
 望んだりはしていないよ ずっと

 灰色のビルの影に隠れて
 じっとしてるものは何だろうって
 目をこすりながらも のぞき込んだんだ
 自分だったりあのコや君だった

 孤独で何も見えなくなったんじゃない
 もう何も見たくなかったんだ

 僕らはきっと幸せになるために
 生まれてきたんだって
 思う日があってもいいんだよね
 ぼら耳を澄ませば聞こえてくる
 内に秘めた祈りに似た叫びが

 いつかのあの川で流れてたものは
 壊れた夢のかけらだったね

 守れなかった約束にいちいち
 傷ついてみたりしてたんだ

 僕らはいつか幸せになるために
 生きて行くんだって
 思う日があってもいいんだよね
 この瞳に映るものが全て
 キレイなわけじゃない事を知っても

 目の前の悲劇にさえ対応できずに
 遠くの悲劇になど 手が届くはずもなく

 僕らはきっと幸せになるために
 生まれてきたんだって
 思う日があってもいいんだよね
 本当は扉を開きたいんだって
 口に出して言ってみればいい
 口に出して言ってみればいい