フランスは大好きな国の1つです。回数的には何処よりも多く訪れています。やっぱり子供のころからあこがれていたので、初フランスでは相当舞い上がっていたらしいです。ノートルダム寺院を初めて訪れた人は3つまでお願いしてもいいって言われた私はまたここに戻って来れますようにってお祈りしたのだけがかなっています。でも後でよく聞くとノートルダムに限らず初めての教会ではだったらしい。
パリはどこをとっても絵になりますね。どこが好きですか?と聞かれるとちょっと困るけれど、サン・ジェルマン・デ・プレは最初の滞在で基点となった場所なのでお気に入りです。カフェ・ドゥ・マゴの朝食が定番でした。ここは買い物にも便利な場所ですが、「Pfft...!」というアクセサリーの店は我が家の定番。(最近ではガイドブックにも載っているらしいけど)フランスならではというデザインが多いです(結構豪華?)。でも最近とっても人の良さそうな店主のおじさんが持病の静養のためプロバンスあたりに行ってしまったらしいとの情報を得ました、残念。
セーヌ河岸もお気に入り。のんびり散歩するのもいいし、古書スタンドを覗いたり、花市もいいよね。シテ島にパリで1番おいしいアイスクリーム屋さんがあるんだけど実はまだ1度もお目にかかったことがない。どなたか感想を教えてね。
日曜のパリはやっぱり美術館めぐりが良いのだろうけど、あえてお買い物するならルーブルへ。ルーブル美術館のにある「ギャラリー・デュ・カルーセル・デュ・ルーブル」はいかがでしょうか。日曜しか時間のとれなかったあなたもここならお土産探しができるはずです。
ところで日本にもお店があるのでご存知の方も多いのではのサロン・ド・テ、アンジェリーナですがここにきたらやはりモンブランとお思いの方日本のお店のものよりも大きくず〜っと甘くなっているのでご注意ください。日本人よりも甘さにつよいと思われる欧米の人達でも半分に分けたケーキを残しているのをよく見かけます。
カフェで一息(Fouquet’s)
カフェでおいしいティタイムをとられたなら、カロリー消費のためにゆっくりとパリの町を散策してみるのがいいんじゃない?
ロワール川流域は16世紀にフランス・ルネッサンスが栄えた地方です。この地方には現在でも約90もの城が残っているそうですが、私が訪れたのはシャンポール城・シュヴェルニー城・シュノンサー城の3つの城です。
シャンポール ロワール地方最大の城。レオナルド・ダ・ヴィンチ作といわれる螺旋階段を上ってテラスに出ると、中世の騎士たちが狩りを楽し
んだ森が見渡せます。
シュヴェルニー 17世紀に建てられ現在もシュヴェルニー伯爵によって受け継がれています。狩猟の館としても有名です。
シュノンソー 歴代の城主が女性だったことから「6人の貴婦人の城」と呼ばれている城で、川をまたいで建築されています。庭園も必見!
パリの西約18`に位置するブルボン王朝の権力の象徴ともいえる宮殿。
初めて読んだ漫画が「ベルサイユのばら」だった私、やっぱり最初は1番行きたかった場所でした。でもね、さすがに3度めはイヤって言っちゃいました。
それでもやはり1度は押さえておきたい場所ですね。すべて廻るならそれなりの時間が必要だと思いますが、時間のない観光客には宮殿と庭園のみで半日あればOKです。
礼拝堂・鏡の間・王妃の間(王妃の出産はこの部屋で貴族の監視つきで行われたらしいよ、すごすぎる)そして庭園とあなたもここでマリー・アントワネットになりきってみてはいかが?
実は、最近の一押し!睡蓮を画材にたくさんの絵を書いた画家モネが住んでいた家です。
庭に足を踏み入れたとたん、一面の花畑が向かえてくれます。だれもが「1番良い時期に来た」と思うほど、季節ごとに次々と開花する花園はフランス芸術アカデミーに寄贈されボランティアの手により守られています。家の中はモネの書斎や女の子が歓声をあげるほどかわいらしいキッチン等があり壁にはモネが収集した浮世絵が飾られていますが、これはちょっと・・・。
モネの家 睡蓮の池
睡蓮の池は、思わずため息をつきたくなるような水の庭園です。彼の絵の中にそのまま入りこんだような錯覚を覚えます。ここには日本の太鼓橋をモチーフにした橋や日本から取寄せて作った藤棚もあり、しばし時がたつのを忘れます。
モンサンミッシェルもず〜と行きたいと思っていました。パリから延々と西に走りつづけること4時間、遠浅の海上にそびえ立つ修道院は驚異的は姿を見せ付けています。
ある日夢で聖ミカエルにお告げを受けたことから始まったとされるこの修道院は、死と隣り合わせの巡礼地であり、百年戦争の間は強固な砦となったり、フランス革命以降監獄として使われたりとさまざまな形でフランス史と係わってきました。塔の頂には聖ミカエルの像がその象徴として立っています。
遠くに見えるモンサンミッシェル 名物巨大オムレツ
モンサンミッシェルの名物に巨大なふわふわオムレツがあるのですが、同行したKちゃんが観光後に突然体調を崩してしまったのに、ここまできてこれを食べずに日本には帰れないとおもったTAMは無謀にも一人で挑戦したのでした。結果は・・・そんなに食えるか!
フランスにもたくさんの美術館があります。代表的なのは「ルーブル」「オルセー」「オランジェリー」等ですが、どこもものすごく混んでいます。以前はそれほどでなかったセイフティチェックが現在はこれでもか状態になってました。本当に見逃したくない美術館(作品)は時間の余裕を持って行くようにしたいですね。
・マイバス(MY BUS) TEL 01.42.44.14.30(日本語)
JTB系列の現地ツアー会社です。私は「ジヴェルニー半日観光」で友人は「ベルサイユ半日観光」でお世話になりました。予約は日本から直接電話しておきました。
・シティラマ(CITYLAMA) TEL 01.44.55.61.05(日本語)
モンサンミッシェルはあまりにパリから遠いのでシティラマのツアーに参加しました。ただ日本人意外の外人ツーリストとも一緒だったので説明は4〜5カ国語にもおよび面白いけど日本語は最後が多かったので過ぎてからってのも多かったかも。直接電話で予約。
・パリ・ヴィジョン(Paris Vision) TEL 01.42.60.31.01
ここは自分で予約してないんですが、ロワール地方への観光で利用しました。
・みゅうバス(ミキ・トラベル) TEL 01.42.96.14.89(日本語)
ヨーロッパ旅行でよくお世話になるミキ・トラベル。フランスではまだ個人で利用してないのですが、他国ではお世話になってます。ホームページでアクセスした後お返事も早いですし、日本の事務所から確認のTEL等アフターサービスが良かったです。
フランスといっても主にパリ方面しか行ってない私は、やはり次回は南仏へ行きたいと思ってます。以前計画したものの実行できなかったので資料だけはそろっているのですが。
パリと私は病気(けが)と縁があるらしく(縁起でもない)最初のパリでは、石畳の道で母が足をいため薬局へ。2度目のパリではロンドンで冬の雨にうたれて風邪をひいて薬局に行き、3度目はなんともなかったけど、4度目はモンサンミッシェル帰りに同行のKちゃんが急病で倒れてしまった。ちなみに3度目のパリもKちゃんが一緒だったんだけどな〜。
英語も苦手な私が薬局で苦労したのは言うまでもないと思うけど、あまり英語を話さないフランス人相手にフランス語はまったくダメな私が薬を買うのだから、傍観者は笑えただろうな。
もうお互い身振り手振りで、双方片言の英語で飲み方まで教えてもらった。以後やっぱり風邪薬も必需品にした私でした。