メキシコは遠いです。Tamの生息している群馬の家を出てから
メキシコシティのホテルの部屋に到着するまでに24時間を越え
ていました!もちろん乗り換えの待ち時間がありすぎたせいでも
ありますが、おかげでマイルもたくさん貯められましたわ。
メキシコシティ
メキシコの首都であり、高度2,240mに位置する、アステカ帝国と
スペイン植民地時代の旧跡という面と、中南米諸国の中心地としての
面をもつ都市。大気汚染がめちゃくちゃひどくて、治安も悪いという、
気の抜けない場所です。
市内観光
- ソカロ・・・中央広場。地下にはアステカの神殿が眠っている。
- メトロポリタン・カテドラル
- 国立宮殿
- 独立記念塔
- 三文化広場
- グアダルーペ寺院・・・世界に三箇所ある聖母マリアの奇跡の地
- 国立人類学博物館・・・ものすごい資料があるのでできればゆっくり見たいです
メキシコシティの北約50kmに位置するメキシコ最大の都市遺跡。
紀元前350年〜650年ころに栄えた都市の遺跡らしい。
何にしろ、そのころのことを知る人がいるわけじゃないので、すべてが
謎に包まれていて、それでもその大きさに圧倒されるのです。
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太陽のピラミッド
太陽と月と名づけられたピラミッドをはじめ、数々の遺跡が残っています。
ピラミッドは今回の旅行のキーワードといっても良いでしょう。
この太陽のピラミッドが最初の一登りとなりました。
紀元前の人は背が小さかったのか、それとも重い荷物を背負って高い場所に
登るためなのか、遺跡の階段は狭く急なものが多くなっています。
しかもこの太陽のピラミッドは高地にあるので高さ65mの頂上へつくころには
肺が痛くて、ぜぇぜぇ言ってました。
太陽のピラミッドのとなり、テオティワカン遺跡の北端に位置する太陽より
少しだけ小ぶりの月のピラミッド。
太陽よりもじゃっかん登りがキツイですが、頂上からは遺跡一の景色が見られます。
メリダから南へ80km、鬱蒼とした森の中にあるマヤ遺跡。
本当に森の中にあるのですが、やはりその大きさに圧倒されます。
残念だったのは今回修復後間もないということで魔法使いのピラミッド
へ登れなかったのです。なんていったってこのピラミッドほぼ絶壁ですよ。
怖いけど登って見たかったな〜。
大ピラミッド
大ピラミッドの階段、行きもつらいが、帰りは更に怖い。
降りた後でスコールに見舞われる。
頂上で降られなくてホントに良かった(TT)
ウシュマルの18km東南にまさに埋もれたように建つ遺跡。
ウシュマルとカバーをつなぐ道も残されている。
林の中には崩れて手のつけられない瓦礫の山となった遺跡が
多数のこっていました。
チチェン・イッツァとはマヤの言葉で“泉のほとり”のイッツァ人という意味。
その名の通りユカタン半島最大の聖なる泉(セノテ)を中心に栄えました。
この遺跡には世界的に有名なエル・カスティージョがあります。
毎年春分と秋分の日の夕方巨大ピラミッドにククルカンとよばれる大蛇の陰が
現れるのです。う〜ん、見たかった。いつか本物を見たいですね。
マヤの人たちの知恵には本当に驚かされますが、天文台を持つこの遺跡では
すべて計算されたうえで建造されたこの遺跡はその象徴のように思えます。
エル・カスティージョ
エル・カスティージョ内部
暗くて狭い階段はサウナ状態です。
神殿内部にはヒスイの目を持つジャガー像と
生贄用のチャック・モール像があります。
球技場レリーフ
娯楽ではなく宗教儀式だったらしいのですが、
勝ったチームが栄光として生贄として捧げられ
たと言われてます。でも本当のとことは誰にも
分からないですよね。
カンクンの南、カリブ海を望む断崖にある遺跡。
今までずっとジャングルの中みたいな遺跡を回ってきたので、
海のそばというこの遺跡はちょっと新鮮(笑)
スペイン人が最初にたどり着いたマヤの都市でもあります。
カンクン沖、11kmの洋上に浮かぶ全長8kmの小さな島です。
今回のメキシコ旅行で、ある意味1番楽しみにしていたといっても
過言ではないでしょう。何が楽しみなのかって?もちろんアレよ!
イスラムヘーレスへの行き方はいろいろあります。カンクンの5つの港
からフェリーやボートが出ているので、自分で調べて行くというのもあ
りです。しかし今回イスラでどうしてもやりたいことがあった私達はそ
の人気度を考慮して日本から現地ツアーを予約しました。
⇒ メキシコ観光カンクンオフィスHP
朝9時頃ホテルへ日本人ガイドがピックアップに来てくれます。
船の出る港で朝食(軽食)ビュッフェ。私達はお茶タイムしました。
けっこう大きな船でさっそく2階の席へ。風も気持ち良いから酔う心
配ないな〜と思いきや、ジュースやアルコール飲み放題で別の酔い
の心配しちゃいますね。さらにスタッフがマイク片手に盛り上げてくれ
ます。も〜笑いすぎておなかが痛い!到着までについてから参加し
たい現地ツアーの申し込みタイム。私達はここでシュノーケリングを
申し込み、着後即小船に乗り換えナント思いきり遠くまで連れていか
れました。過去に経験したのはグレートバリアリーフで波も少なく範囲
も狭かったけど、今回はすごかった。まず船じゃなくって、泳ぎながら
の波でKちゃんが酔った!顔を上げる度に船の居場所が遠くなって
いて、ここでガイドを見失ったらおしまいだと私も必死になったわ。
とにかくもうダメだと思うまで泳ぎ、船の近くに出た時に必死になって
船に戻りました。あ〜怖かった・・・いや、もちろん楽しかったさ(^^;
もちろん、外洋(?)じゃなくてもっと初心者でも楽しめる入り江での
シュノーケリングもあるので安心を!
さあ!いよいよアレとご対面です!
スイム・ウィズ・ドルフィン おすすめ!
メキシコという国はあまり規制というものが厳しい国ではありません。
そこで世界中でここでしか体験できないであろうあることが体験できる
のです。そうそれはスイム・ウィズ・ドルフィン「イルカと泳げる」のだ!
もちろん世界にはイルカと泳げる場所は多々あるのだが、前にも書い
たけど、規制がないのよ。だから普通だったら素人にはやらせてもら
えないことも簡単にやらせてくれるの!も〜感激です!
まずはイルカについて知りましょうということで30分くらい日本語のビ
デオを見ます。イルカの背にある穴をふさいではいけませんなど、基
本的なことや、どんなことをするのかなど、見ているだけで期待が膨ら
んできます。さてライフジャケットをつけていよいよイルカのいるプール
(といっても海ですよ)へ向います。
1.まずはイルカに挨拶しましょう。右手を出してイルカにタッチして。
どんな肌だと思います?鮫肌じゃないよ。すべすべしてます。
2.イルカからKISSのご挨拶(チュッ)まずはホッペ
う〜ん、強引な感じです(笑)すっごい力で押されちゃいました
この後、唇にもDeepKissされます(*^^*)
3.イルカにのった少年Part1
まずはプール中央まで泳いで行きましょう。これが大変!
両手を左右に伸ばして待っているとそこに2頭のイルカが
背ビレをしっかりつかめばイルカがプール端まで連れて行ってく
れます。
4.イルカにのった少年Part2
再びプール中央へ。何度も言うけどほんとつらいよこれ。
進行方向へ頭を向けてうつぶせで水に浮かんで待ちます。
この時足首は垂直にたもっていること。背後から2頭のイルカが
これぞ水上スキーでしょう!きゃ〜ゲボッ(><)
最後は急に離されるので顔面から水に突っ込みます。上手く
飛び込みのポーズでカワしてくださいね。
5.ジャ〜ンプ!
またまたプール中央まで泳ぎます。でも今度はマジでつらい(TT)
なぜなら片手に障害のポールを持って片手泳ぎなんです。
さらにこのポールを横にしちゃうとイルカがジャンプしちゃうので、
ポイントにつくまで立てて泳げってのよ。Kちゃん泳ぎが苦手なの
で持ち手はやっぱり私なのね。他はカップルだし・・・さみし〜泣
ポイントについたらポールを2人で持ち、垂直に腕を上げて待つと
背後からイルカがジャ〜ンプ!続けてジャ〜ンプ!しぶきはもちろ
ん私達の顔を直撃ね(^^;
6.自由時間 みんなで一緒に泳ぎましょう♪
プール中央で参加者(6人)で輪を作ります。その間をイルカ2頭が
自由に泳ぎまわるので私達は必死に立ち泳ぎしながら、なでなで!
向こうの方から突進してくるのにはちょっとビビリますが、めちゃくちゃ
かわいいです。最後はイルカの気分で短くなる場合もあるのでみんな
必死ですね。
7.お別れ
最後はイルカがバイバイしながら泳いでくれたり、ジャンプしながら
プールをまわったりとよくあるショーのようなことをしてくれますが、
もちろんそれもめちゃくちゃ間近です。こんな体験忘れられないよ〜
*おまけ
プールから上がると昼食が用意されています。これも食べ放題。
この時間に先ほどのプールでの模様のビデオ・写真が作られています
昼食後試写会です。買うつもりはまったくなかった私達ケチ2人ですが
そのあまりのかわいさに思わず買いました(^^;でももちろん1本だけよ。
写真は本人意外は写してはいけないので、やはり買っちゃうのよね。
一応水中カメラをお持ちすることをお勧めします。
ドルフィン・アンド・スイムについて必読!
前にも書いたけど、このツアーの人気はものすごいものがあります。
そのため絶対に参加したいと思った方はやはり事前予約をおすすめ
します。現地(カンクン)についてからはもういっぱいということでした。
プールに入った(入る時)から周りのうらやましい視線を一身に受けら
れますよ(笑)ちなみにメキシコ観光は日本語でOKですし、メールで
の質問にもすばやい対応で答えてくれました。他にも現地ツアー会社
があるのでぜひ参加してみてください。
船の中は大騒ぎ!
イルカと泳いだ後はタクシーにてイスラムヘーレスの町中へ向います。
時間があればものすごくかわいい町を探索できたんだろうけれど、
今回は船の出航時間が早まったとのことでそのまま船へ。
もちろん帰りも 2階へ直行!帰りの船はすっごいぞ〜〜〜
行きもすごかったけど、帰りもまたラテン音楽ガンガンかかってます。
さらに司会の男性が盛り上げることったら・・・Tamさんすっかりカモでした。
さ〜あ、まずはテキーラパーティだー!
おなじみのテキーラの音楽(ごめん曲名しらないの)にのってテキーラが
ガンガン口に流し込まれます。そう口を上に向けたら最後「やめて〜」と
もがいても(さけべないでしょ)ピューっとテキーラが注ぎ込まれます。
まあ度数(?)はそれほどでもないものなんだろうけれど、ただでさえ船の
上で揺られているのよ!もうやっっちまえ〜って!\(*><*)/
2度も注ぎこまれたTamさんはひっぱられるままに踊りの輪に加わってし
まい、船上をダンスしながらよたよたと歩き回ってました。v(*^o^*)v
さあ、続いては女性有志によるテキーラ一気飲みです。
それもタダの一気ではありません、テキーラの哺乳瓶スペシャルです。
Tamさん目を伏せました(_ _+)良かった無事に逃れました。
4人の女性の姿に盛り上がったこと言うまでもありませんよね。
さあ最後は男性有志によるセクシーダンス大会です。
ここで一緒にイルカと泳いだ日本人の新婚さんが選ばれたんだけど、
大丈夫か〜?しかし心配無用。彼にはピカチューとういあだ名がつけら
れその盛り上がりはさすがピカチュー!外人の心もつかむねというもの。
船上で1番の拍手喝采を浴び優勝してしまいました。も〜腹いて〜(><)
でもどうやら司会のオヤジがこっそり英語の苦手な日本人の彼に外人に
うける単語を教え、どんな質問にもそれ以外で答えなかった彼だったの
であの盛り上がりがうまれたらしい。さすがオヤジやるね〜
ということで船は約1時間の間笑いに笑いながら、カンクンに到着しま
した。ホテルまで送ってもらってツアーの終了です。
感想ですか?ものすご〜く楽しかった!もう一度やりた〜い!
この旅は本当に楽しかったです。
まず食!まあ、メキシコって国は前にも書いたけど、空気は汚いし、
水なんてそのまま飲めないのはあたりまえですが、胃腸の弱い人は
歯を磨くのもミネラルウォーターの方が良いという国ですし、ガイドブック
によれば、生野菜にも胃を食い荒らす虫がいるとかいないとかで脅され
るほど気をつかわなくてはならない国ですが、きちんとしたところで食べ
ればほんとうに美味しいです。
もともと辛いもの好きな私ですが、メキシコの唐辛子にははまりまくりま
した。トマトと玉ねぎと唐辛子という組み合わせの付け合わせは大抵
どこのレストランでも出てきますのでぜひお試しください。
もちろんスーパーで唐辛子関係の缶詰・瓶詰めを買いあさりました。
で、飲み物ですね。これはもちろんテキーラは外せませんが、私達は
大抵はビールでした。コロナは日本でも有名ですが、その他にも地域
毎にいろんな種類があるので試してね。
歌って踊る!皆さんぜひマリアッチのいるレストランへ。
今回のツアーではマリアッチの他にも民族舞踊を見ながらってのも
あったのですが、ラテンの男ってやっぱり良いよね(爆笑)
カンクンのレストランでラテンダンサーに惚れたね(*^^*)
一緒のツアーのおばさんやお兄さんにあっちの方がかっこいいじゃない
とか言われながらも、頑固に彼を押していた私を見て、最後には
私のテーブル付近では彼は私のダンサーってことになってましたから。
しかも最初目をつけた時は仮面つけてたんだよね〜それって身体に
惚れたってことか?(笑)残念なのは、彼と写真撮り損ねたんだよね。
だから私のアルバムにはマリアッチのおじさんとの写真はあるけど
すてきなダンサーのお兄さんたちとの写真はないのだ・・・私としたことが。
ともかくメキシコはほんとうに楽しめました。
ホテルの人たちも明るく楽しいのでKちゃんカンクンでメル友つくったし(^^;
機会がありましたらぜひラテンの地を訪れてみてくださいね。