NEW ZEALAND

〜大好きロトルア8日間〜

ニュージーランドで自然に親しもう!とういことで選んだツアーがこれです。しかしながら時期は7月、日本は梅雨明けするかしないかの夏ですが、南半球といえば季節は真冬です。また選んだ土地もロトルアという場所だったためツアーは私と相棒のKちゃんの2人だけ。空港着後の市内観光はフォード車で運転手・ガイド&私達の4人だけでした。

市内観光
    マウント・イーデン・・・・・南方にある小さな山で市内が一望できます。
    タマキ・ドライブ・・・・・・・高級住宅街なのでとても眺めが良いです。
    ドメイン・・・・・・・・・・・・・植民地時代の王領地で現在は公園。
                   園内にはオークランド博物館もあり、マオリ族の資料や
                   日本のゼロ戦まで展示されていました。
    パーネル・ビレッジ・・・・かわいらしいショッピング街。日曜はお休み多し!

現地2日目  オークランド→ロトルア
観光バスにのって早朝にオークランドを出発します。バスは運転手さんがガイドも兼ねるので乗りこむとすぐに「英語は大丈夫か?」と聞かれます。とりあえず「ゆっくり頼むよ」とだけお願いしておきました。やっぱり2人の日本人のためにテープをいちいち操作するのは面倒みたいですね。でもやさしくゆっくりはっきりとしゃべってくれました。

市街を抜けて郊外にでるとやっと想像していたような田園風景が広がります。しばらくすると緑の中のドライブインで朝食です。やっぱりおいしいよね。

大自然の中を走ると、いるわいるわ!羊さん、牛さん、これぞ思い描いていた通りのNZが目の前に。
道を横切る羊や牛のために車は止まって待つのが当たり前のようです。いいねぇこういうの♪

ワイトモ洞窟

ツチボタル
グローワーム・グロット

世界でもめずらしいツチボタルの住む洞窟。鍾乳石や石筍の洞窟の奥にグローワーム・グロットと呼ばれる洞窟があり、洞窟内を流れる小川を船にのって進むと真っ暗な中に無数の光が!とっても神秘的です。

でもね〜絶対ツチボタルの姿をしらないほうがいいよ。グロテスクだから(^^;
水が増えるとこの船に乗れなくなるそうなので注意しましょう。


アグロドーム

アグロドーム

うそか本当か、大阪万博で見せた羊の毛刈りショーが日本人に大受けしたために出来たというこのアグロドーム。屋外ではシープドックが羊を柵に追いこむ様子がショーとして見られ、屋内では毛刈りショーや多種の羊の紹介、子羊へミルクをくれることもできます。イヤホンで日本語の説明がきけるので羊にくわしくなれる?

ロトルア(Rotorua)

ロトルア湖

ロトルアは火山活動さかんな地域のため日本人にはおなじみの温泉のある街。またマオリ族が多く住む場所でも有名。今回の旅のメインになる場所ですね。

バスはホテルへ到着。ホテルで現地ワーキングホリデー中の日本人が迎えてくれます。
ここでは自然を楽しもうという目的できているのでオプショナルを申しこみました。

現地3日目    ラフティング Rafting「ほれたわ♪」

最近では日本でも体験できるところが増えてきたけど、当時はどういうものかよくわかってなかったと思います。簡単に言えばゴムボートで川下りなんだけど、その川がハンパじゃない。
まずは運営会社のバスが迎えにきてくれたんだけど、それが2人の外人(当たり前か)のお兄さんだったのね。良く見れば良い感じのお兄さんなんだけど、格好がジャージかなんかでイケてなかったので特に気に留めてなかった私なんだけど・・・。さてバスは国内線の空港で5人の白人男性を乗せて川の上流へ向います。

ランギタイキ川の上流につくとまずウェットスーツとセーターが渡されバスの中で着替えるようにいわれます。これが濡れてて真冬の寒さに応えるんだよね。
乗りこむ前に簡単に操作の掛け声(合図)を教えられいざ乗りこみます。私はインストラクターさん(迎えのお兄さんの1人)の横で前から2番目。あとはみ〜んな外人のお兄さんとおじさん。Kちゃんは?ボートの真中で綱につかまっているだけの席。総勢9名のボートと写真担当のカヌーのお兄さんで出発です。
さて、下の写真を見て分かります?すっごい流れなんですよ!

ラフティング必死につかまってるTAMとKちゃん。

水はめちゃくちゃ冷たいので手はかじかんで動かないし、すごい流れに何度も落ちそうになります。岩にぶち当たって波をかぶって、Kちゃんが「おか〜さ〜ん(TT)」と半べそ状態になるとまわりのおじさんたちが(子供にみてたかも)よしよしって彼女の頭を撫でてるんですよ(笑)すごい衝撃には大きなおじさんたちもつかまりきれず川に転落していきます。一応落ちた時の対処方法も教えてもらっているのですが(オールにつかまってながれろ)どの顔も必死でした。後で思い出すと笑えるんだけど、その時は我が身を守るのに必死で余裕がなかったんですよ。
そこへガツッ!と衝撃が!「ぎゃ!」おちる!!!!!!!もうダメだ!
半分TAMの身体が浮いて川にまっ逆さま!・・・「!?」
ガシ!インストラクターのお兄さんの腕がTAMを転落から救ってくれました。
もうねぇ、惚れましたよ。マジで(笑)さっきまでダサいにーちゃんって呼んでたのに、この後私の態度がめっちゃちがったってKちゃんが爆笑してました。だって命の恩人に見えたんだよ〜。
川は時々緩やかな流れになるのですが夏ならここで落としっこが始まるらしいです。しかし冬はただ寒いだけかも。

ものすごい冒険が終わると最後にバーベキューで無事を喜びあいました。バスの中では陽気はおじさんたちとKちゃんが仲良く写真撮影で盛り上がってましたが、TAMは残念ながらお兄さんとの写真が撮れませんでした。今となっては彼が本当に格好良かったのか命の恩人のため格好良く見えていただけなのかは?です(^^;)。

後でオークランドのガイドさんに聞いたら彼女はラフティングで転落したときに足の骨を折ってしまったらしい。最初に聞かなくってよかったよ。でもすっごく楽しかったよ(終わってみるとね)ぜひトライしてみてね。

現地4日目   乗馬初体験「痛い!」
ロトルアにあるおーきな大きな牧場で乗馬に挑戦しました。まず牧場につくとお姉さんが馬を連れてきたのですが、一目みるなり私には分かったんです。この馬は私と合わない!・・・で、1歩さがってKちゃんに譲ったんですよ、なのに彼女が私を指名したんです。・・・えーい!最初が肝心(だって馬って心が読めるっていうじゃない)と平静を装って騎乗しました。
って、その前に「おーい、何のレクチャーもないのかい?」でいきなり乗るんですよ。で、出発なんです。「おーい、どうするの?」見渡す限りこちらの牧場らしいのですが、まずは緩やかな牧草地を進みます。でもね〜やっぱり何か気が合わないらしいんですよ、私とこの馬・・・でもね、なめられないように手綱をしっかり握ってがんばっておりました。
敷地内には東京ドームはいくつ入るの?という大きな敷地内には、緩やかな場所だけでなくてこんなとこ行くの?という落ちたら岩に当って死んじゃうよという道まで初心者の私達に行かせるんですよ。
     乗馬これはKちゃんの馬越しの牧場です。

さて馬にのること1時間やっと前方に馬屋が見えてきて、「あーもうちょっとでおしまいだ。良かった無事だった」と思った時、TAMの横を外人の子が乗った馬がかけぬけて行ったんです。ホッとして気の緩んだTAMの乗った馬がつられて突然ダッシュした途端、TAMの視界がスローモーションになって馬のわき腹を見ながら地面に近づいて行ったんです。
そう落馬ですね。その時は痛いというよりも落ちて馬に踏まれるのだけは避けたいと思っていた気がします。
私の前にいたKちゃんの横を背上に誰もいない馬が駈け抜けて行ったということです。
でも良かったよ、落ちたのがほぼ終点で。おしりも分厚い脂肪のおかげで無事でした(^^;

乗馬の後はお家の中でモーニングティーを頂きます。焼きたてのスコーンはとってもおいしかったです。
家の中には大きな犬が窓際で寝そべっていたのですが、私が窓の側へ行って外を眺めていると足に何か触れ、どかそうとしています。ふと振りかえるとその大きなワンコが前足で私を押しのけるんですよ。
でもすっごくおおきな犬なのに良くしつけされていて、こんな犬ほし〜よ〜とさわいでいたTAMでした。

ちなみにここではファームステイもしているので、興味のある方はどうぞ。


乗馬を終えた私達はファームのおばさんに送られて帰ることになったのですが、まだ時間も早かったので途中でおろしてもらい遊ぶことにしました。まずはスカイラインと呼ばれるロープウェイにのって小高い山の山頂へ。上まで登るとロトルア湖が一望できます。
またこの山の上ではアスレチック(?)で遊べるのですが、山の斜面を利用したロープにつかまって滑り降りたり、また簡単なブレーキのみのついたカートにのって急斜面を下る乗り物もあります。これはけっこうきつい。Kちゃんは勢い余ってカーブで突っ込んでいってました。それを先にすべり終わった私は再び山の上に登るためのリフトの上で笑って落ちそうになりながら見てました。めちゃくちゃ楽しめるので機会があったら遊んでほしいな。

さらにレイボー・フェアリー・スプリングスへ。ここは観光マス養殖場なのですが、それ以外にもキウイなどNZ固有の鳥も飼育されていて見ることが出来ます。

やっぱり日本人には温泉でしょう!
ロトルアは火山による温泉が豊富な場所です。ホテルにも簡単なスパがあったのですが、せっかくなのでポリネシアン・プールへ。
室内に温泉プールがあるほか外には露天風呂も。露天風呂はそれぞれ温度が違っていてお好みでぬるめから超熱い湯まで楽しめます。湖のすぐそばなのでゆったりとくつろぐのが良いでしょう。
ところで私たちはここで始めてワーホリ以外で滞在する純粋な日本人ツーリストの老夫妻に会うことが出来ました。いままで海外で日本人に会わずにいたことがない私たちですが、ロトルアではご夫妻を入れても片手で足りていたのです。そんな私たちは思わず「日本の方ですよね。」と声をかけていました。するとあちらも日本人に会えたのがうれしかったのか「わ〜初めて日本人に会えたわ」と感激している様子。やっぱり日本人は温泉には集まってくるのでしょうか。しばらくお話をした後お別れしましたが、翌日オークランド市内に戻るまで日本人に会わなかったのは言うまでもありません。

現地5日目  ロトルア→オークランド
いよいよ帰るという朝、私たちはロトルアでの観光に欠かせないのにまだ行ってないところがある為早起きして出かけることにした。時間の都合ホテルはチェックアウトして荷物だけ預けていざ出発!
ファカレワレワ、温泉が噴出すロトルア観光の目玉的な場所なのです。しかし早朝のためガイドをつけることが出来ない私達は危険な間欠泉にビビリまくってました。白い湯気と真っ青なお湯、そしてあちこちから聞こえるバシャバシャといまにも噴出すのでと思われる音。本当ならば1時間くらいかけてめぐるコースですが、入り口からちょっとしか入りこむ勇気しかありませんでした。
ちなみにここではマオリ文化にふれることが出来ます。

ホテルから迎えのバスに乗り込みオークランドへ。途中NZならではのキウィフルーツカントリーへ。大きな輪切りのキウィが目印です。ここではキウィの形をしたカート(?)に乗ってキウィ畑を巡ることもできます。しかし私達はランチ休憩のためそれはおあずけでしたが。
帰りのバスでも観光らしきものがあったのですが、睡魔に襲われた為かあまり記憶がないのです。ごめんなさ〜い。

マオリ族とハンギ料理

次回につづく

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