四ツ又山(よつまた)  

三種のツツジ(一つ花、山ツツジ、岩ツツジ)が次々に咲き、みごと

 南牧の山には珍しく、岩山でない。尾根部が雑木におおわれているので、歩いていて気持ちがよい。名前のごとく、関東平野側から見ると、4つの又状のくぼみがあり、上がったり下がったりしながら尾根道を歩く。

 いくつもある頂には必ず石像があり、それを見るだけでも楽しい。眺望は、標高が低いだけにそれほどよくない。

ベストシーズン

 4月中旬から5月初め。一つ花、岩つつじ、山つつじと三種類の花が、時期を少しずつずらして咲く。特に5月初め、あざやかな赤の山つつじが一斉に咲いている中を歩くのは最高!

登山ルート

 大久保集落から、鹿岳に登るルートで途中まで行き、右にそれるのが一番。マメガタ峠まで行き、そこから時計回りに尾根道を歩くことも可能だが、最初の登りがものすごくきついので、やめたほうがよい。