石灰華段丘

星尾集落仲庭地区の山麓から湧き出ている塩水鉱泉。現存する資料によれば大正時代に由来を書き残した資料が残されています。おそらく地下は鍾乳洞だろうと推測されていますが、湧き出た水が流れの中で石化して小池を形成しながら段丘を作っていきます。石化した石を地元では「木の葉石」と呼び、それを掘り出して庭石にしたり、山野草を植え込んだりしています。地元のお爺ちゃんの話では、昔は大規模な段丘があったたそうですが、大半掘り起こしてしまったそうです。それから数十年の時を経て小規模ながら石灰華段丘出来ています。世界的にはトルコのパレッカムが有名ですが、日本では貴重な地域資源です。

塩水鉱泉源泉

鉱泉発見の由来